落合監督のエピソード1
■マスコミに対しては、試合後のコメントも他の監督に比べ短く、落合の試合後のコメントを毎回掲載する東京中日スポーツの「オレ流語録」コーナー掲載のコメントはほとんど一行のみである。現役時代にチーム事情を敵にばらす記者がいることを知り、自分のチーム事情が漏れるのを警戒しているからであるとされている[9]。また、選手の個人名を出して批判する事はほとんどしない。これは選手時代の気持ちを忘れないようにしている配慮である。しかしそれゆえ、負けが込んでくると貝になったように話さないようになり、上記「オレ流語録」コーナーでも無言で去った旨の記述が散見される。
■選手指導には卓越した手腕を持っている。特に無名の選手や若手を発掘し、自らの指導で一人前にすることにこだわりがある。育成した選手は自ら「一番弟子」という愛甲猛の他、小笠原道大、トニ・ブランコ、川井雄太、井端弘和など数多い。岡田彰布は落合と2008年オフに会話した折、巨人のようにマネーゲームで強力選手を取る野球ではなく、選手を育成して勝利するという強い執念を感じたという[10]。現役時代の天才的バットコントロールを生かしたノックの腕前もまた天才的である。
落合博満という野球人